引き続き腰痛シリーズ第三弾です。
今日は椎間板ヘルニアについて書かせて頂きます。
そもそも椎間板とは何か知っていますか?
椎間板というのは背骨の骨と骨の間にあるクッションの役割をしている大切なものです。
背骨は名の通り、背中にある骨で首から腰まで連なっています。
その椎間板が何らかの原因により飛び出てしまい、
神経を圧迫して起こる腰痛を椎間板ヘルニアと言います。
ヘルニアという言葉は本来の位置から飛び出るという意味です。
先程も説明したように、
背骨は首から腰にかけてあるので首で椎間板が飛び出て神経を
圧迫すると頚部の椎間板ヘルニア、腰だと腰部
の椎間板ヘルニアと言われます。
椎間板が飛び出る原因としては、
年齢を重ねるごとに徐々に椎間板に圧力がかかり起こるものと、
過度の負荷によりなるものがありま
す。
椎間板は組織の中で最も早く影響を受けやすいものと言われているので
腰に負担がかかりやすい仕事(特に力仕事をしている方)など
は特になりやすいと言われています。
症状としては痺れ・動かしにくさ・ダルさ・力が入らないなどがあります。
ヘルニアが起こる場所によって症状の出る場所も変わります。
ヘルニアによって痛みが出た場合は体勢によって症状が緩和される事が多いので、
骨格を正す為の矯正治療、筋肉のバランスを整えるのマッサージ治療や
ストレッチ治療などで体のバランスを整えつつ、
普段から姿勢を意識して頂く事で症状は緩和されます。
早期に治療する事でその後の体は大きく変わるので、
もしこの症状に思い当たる方や、思い当たる方が周りにいましたら一度ご相談下さい。
いつでもお待ちしております。